日経ヴェリタス10月27日号に、「約定遅れに賠償命令の波紋」という見出しの記事が掲載されました。
東京地裁で16日に出された判決が松井証券に約200万円の支払を命じたのですが、その判決で「10秒を超えるスリッページは合理的範囲を超える」という判断基準を出したからです。
スリッページは、FXをやられている人なら、まず知らない人はいないと思いますが、注文と実際の約定との間に時間や価格のずれが生じることです。
FX会社が顧客から受けた注文をインターバンク市場に取り次ぐ際に、銀行との取引が直ぐに成立しないときに発生します。
私は、このブログでも紹介しましたが、海外のFX業者を相手に裁判を起こされた顧問先の裁判結果が気になり、メールで問い合わせてみました。
結果は1勝(不戦勝)1敗となったそうです。不戦勝でも勝訴は勝訴ですが、資金の回収は先方が素直に支払わない限りできません。もちろん海外のFX業者が素直に支払うはずもありません。
日本の裁判では明らかな証拠がなければ勝つことは難しいみたいです。やはり、立証責任の壁は厚いようです。弁護士の判断では、控訴しても同じ結果になる確率が高いそうで控訴については泣く泣く断念されたそうです。
本当に悔しい気持ちが伝わってくるメールでしたが、やはり海外口座はリスクがあり怖いの一言に尽きます。
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