ある方から、次のようなメールをいただきました。
「FXで独自のリスクヘッジ手法で確実に益を出せるようになったので、レバレッジの上限を増やすことを目的に、法人設立を検討しています。ただ、現在出ている利益は、年間で200万円程度です。レバレッジを増やすことができれば、年間600万円くらいを見込めます。
FXの法人化では、1000万円くらい利益が出ていないと意味がない、ということを良く耳にしますが、私のケースでも該当するでしょうか?もともと無謀な相談である可能性が高いと思っていますので、夢を見させない、現実的な回答を是非お願い致します。」
これに対して、私は次のようなメールを返しました。
「個人の200万円の利益はがレバレッジを高くするということで、利益が600万円になるという前提で考えてみます。個人ですと申告分離課税ですから、税引き後の手取りは160万円です(必要経費は考えないものとします)。
これに対し、法人化して(同じく、法人の必要経費は考えないものとします)600万円に対する税率は約25%くらいですから、法人の税引き後の手取り450万円弱くらいになります。これだけでも、法人の方が節税という面だけで考えれば、 何も節税しなくても法人の方が有利です。もちろん、法人にお金が残るという問題はあります。
つまり、法人化で手取り額は、450万円−160万円=290万円弱くらい増えることになります。
さらに、法人化すると節税の選択肢は増えます。それだけ節税できますからさらに法人の手取額は増えます。
これは決して夢を見さるような回答ではありません。ただし、レバレッジを上げた分それに応じて利益が増えるというのが夢であるなら、これは絵空事でしかありません。
ようは、節税以前に、レバレッジを上げることにより、それに応じた利益が出せる方がどうかの方が遥かに、重要なのです。
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